浅草寺

都内最古の寺院です。山号は「金龍寺」、本尊は「小観音菩薩」です。元は天台宗でしたが第二次大戦後独立して聖観音菩薩の総本山になりました。通称、「浅草観音」「浅草の観音様」と 呼ばれ広く親しまれています。「浅草寺縁起」などの伝承からは推古天皇三十六年(三二六)に宮戸川(現、隅田川)で漁をしていた檜前兄弟の網にかかった高さ五.五センチの金色の像が浅草寺の秘仏となり、公開されることなく、実体は不明です。浅草寺は八つの建造物の総称です。正面入り口の門は、平公雅によって浅草寺総門として天慶五年(九四二)に建てられました。数度の火災による焼失で再建がなされ、寛永十二年(一六三五)徳川家光によって建てられた門は右に「風神」、左に「雷神」を安置してあることから、正しくは「風雷神門」、略して「雷門」と呼ばれました。慶応元年(一八六五)の火災にあって以来、九十五年後の昭和三十五年に再建されました。今日では、下町情緒を残す街として、羽子板市、ほうずき市などの年中行事が観光の目玉になっています。

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