松尾芭蕉

俳聖 天保元年(一六四四)伊賀の国、上野に地侍の農民の次男として生まれる。俳諧は十代半ばからたしなみ、三十一歳頃に江戸に下り、段林派の総帥、西山宗因に認められました。貞享元年(一六八四)頃、「さび」「しをり」「軽み」の理念を確立し、芭風俳諧を打ち立て、俳諧を和歌と対等の地位に引き上げました。「奥の細道」は元禄二年(一六八九)三月二十七日、ここ江戸深川の採茶庵から旅立ち、約五ヶ月の漂泊の旅は、岐阜県大垣で完結しました。「野ざらし紀行」「奥の細道」などの俳諧紀行を残す。「奥の細道」結びの「句蛤(はまぐり)の ふたみにわかれ行く 秋ぞ」元禄七年(一六九四)、九州への旅の途中大阪にて死去、五十一歳。

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